誰にでも、人や物の名前が思い出せなかったり、持ち物をどこに置いたか忘れてしまったりした経験があるでしょう。もの忘れは老化の証拠だと考えられていますが、じつは脳の中のゴミが原因だと言われています。

 

本記事では、脳のゴミを取り除くのにコーヒーがどのように役立つのかをご紹介します。

 

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脳のゴミ「アミロイドβ」について

紙屑

アミロイドβは脳のゴミと呼ばれている物質です。一体どのような物質なのか、人間の脳にどのような影響を及ぼすのか見ていきましょう。

アルツハイマー型認知症を引き起こす

アミロイドβとは、脳内にあるたんぱく質の一種で、脳の神経細胞が消滅したときに出る残骸のことです。若く健康な人の脳内にも発生するアミロイドβですが、通常は短期間で分解され、自然に排出されるのだとか。ところが、アミロイドβが一定以上蓄積すると記憶力に悪影響を及ぼし、もの忘れしやすくなるといいます。

 

しかし、脳のゴミを除去する機能が働かなくなってアミロイドβが蓄積され続けると塊になり、記憶を司る脳細胞を破壊する結果になるんだとか。このように、アミロイドβが蓄積して凝集すると、アルツハイマー型認知症を引き起こすと考えられています。

アミロイドβが蓄積する原因は?

若くて健康であれば、自然と脳内から排出されるアミロイドβですが、加齢とともにクリーニング機能は衰えます。また、仕事や家事など、しなければならないことが多すぎてオーバーワーク状態になったり、ネットサーフィンをして必要以上に多くの情報にさらされたりすると、脳が疲れてしまい、アミロイドβを増やすことに。

 

さらに、睡眠の質が悪かったり、糖質の多い食事を摂ったり、歯のケアを怠って歯周病にかかったりすることなども、アミロイドβを増やす原因になります。

コーヒーで脳のゴミを掃除できる3つの理由

ブラックコーヒー

コーヒーを飲めば、もの忘れやアルツハイマー型認知症にかかるリスクを低減できるかもしれません。

その3つの理由についてご説明します。

アミロイドβの蓄積を阻害する

カナダ・トロントにある脳の研究所「クレンビル・ブレイン・インスティテュート」のドナルド・ウィーバー博士らの研究により、コーヒーに含まれる「フェニルインダン」は、アミロイドβの蓄積を防ぐ働きを持つことが明らかになりました。

 

フェニルインダンは、コーヒーを焙煎するときに発生する成分で、苦味を与えることで知られています。コーヒー生豆は深く焙煎すると苦味が強くなりますから、浅煎りのコーヒーよりも深煎りのコーヒーのほうに、より多くのフェニルインダンが含まれていることに。そのため、脳のゴミ掃除をしたいのであれば、深煎りのコーヒーを選ぶと良いかもしれません。

糖尿病を予防するから

コーヒーに含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸には、すい臓の働きを活性化する作用があります。インスリンを分泌するすい臓の働きが高まれば、糖尿病の予防に役立ちます。

 

糖尿病は、インスリンの効きが悪くなって血液中にブドウ糖が増える病気です。十分な量のインスリンが分泌されているにもかかわらず、効きが悪くなっているために血糖を下げられない状態をインスリン抵抗性と呼びます。

 

じつは、インスリンを分解するインスリン分解酵素には、アミロイドβを分解する働きが。ところが、インスリン抵抗性の結果、インスリン分解酵素が大量に分泌されたインスリンの分解に消費されると、アミロイドβの分解がおろそかになってしまいます。しかし、コーヒーを飲んで常日頃から糖尿病を予防していれば、インスリン分解酵素が無駄に消費されることもありませんから、アミロイドβの蓄積を防ぐことができるかもしれません。

 

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歯周病を防ぐから

歯周病菌は、外に放出する外毒素(エクソトキシン)と内部に溜め込む内毒素(エンドトキシン)を持っています。この内毒素が歯肉に炎症を起こすと、炎症性物質のサイトカインが血流に乗って脳に到達し、アミロイドβが増えることに。ですから、脳のゴミを蓄積させたくないのであれば、歯周病を予防しなければなりません

 

歯周病予防には正しい方法で歯磨きを行う必要がありますが、ブラックコーヒーにも歯周病を予防する効果があるとされています。通常、体内で活性酸素が増殖すると、歯茎の組織を破壊するため、口内環境が悪くなり歯周病にかかりやすくなるのだそう。しかし、高い抗酸化作用を持つクロロゲン酸が含まれたコーヒーを飲めば、活性酸素の発生を抑えて、歯周病を防ぐことができるかもしれません。

 

また、糖尿病になると尿の排出量が増えて、唾液の分泌が減りますから、歯周病になるリスクも高まると言われています。そのため、コーヒーを飲んで糖尿病を予防するなら、歯周病の予防に繋がるでしょう。

 

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おわりに

女性

最近、もの忘れが激しいというなら、脳にたくさんゴミが詰まっているのかもしれません。脳のゴミを取り除くためにも、深煎りのブラックコーヒーを飲むことを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

 

一般的に、アルツハイマー型認知症は、20、30年も脳内にアミロイドβが蓄積された結果、発祥するのだとか。おいしくコーヒーを飲みながら、脳を健康に保ちたいですね。

 

参照サイトURL:

http://coffee.ajca.or.jp/

https://forbesjapan.com/

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