角砂糖とコーヒー

糖尿病は年々、患者数が増加傾向にあるといわれています。自覚症状がほとんどないため、かなり進行するまで糖尿病にかかっていることに気がつかないこともあるのだとか。生活習慣が原因の糖尿病対策には食事制限が付きものですが、はたしてコーヒーを飲んでも大丈夫なのでしょうか? 本記事では、コーヒーが血糖値にどのような影響を与えるのかについてご紹介します。

 

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誰もが糖尿病になるリスクを抱えている【発症する原因は?】

糖尿病

日本人を含め、東アジアの国の人は欧米人に比べると糖尿病になりやすい体質だといわれています。糖尿病とは、すい臓から分泌されるインスリンの量が不足していたり、働きが悪くなったりすることで、血液中にブドウ糖が多い状態(高血糖)が慢性的に続く病気です。1型糖尿病は主に遺伝が、2型糖尿病は主に生活習慣が原因で起こるため、生活習慣病のひとつに数え上げることができるでしょう。

 

高血糖のまま放置しておくと、脳卒中や心筋梗塞といった心臓血管病を発症する可能性があります。また、失明や壊疽のほか、糖尿病腎症により人工透析が必要になるケースも。一度かかってしまうと、一生お付き合いしていかなければならない糖尿病。しかし、2型糖尿病は投薬をしなくても、食事制限と運動で血糖値をコントロールすれば病気が悪化するのを抑止できる場合があります。

 

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コーヒーを飲んで糖尿病を予防しよう【実は相性は良い!?】

カップケーキとコーヒー

糖尿病を予防したいなら、生活習慣の乱れを改善することが大切です。加えて、糖尿病の予防に効果があるといわれているコーヒーを飲んで、糖尿病になりにくい体を手に入れましょう。

コーヒーは2型糖尿病の予防に効く

コーヒーと糖尿病についての研究は世界中で行われており、そのほとんどが「コーヒーは2型糖尿病の発症リスクを低減する」という結論に辿り着いています。オランダの研究によると、1日7杯以上コーヒーを飲む人は、2杯未満しかコーヒーを飲まない人に比べると、2型糖尿病になるリスクが半減するのだとか。また、国立国際医療研究センターのJPHC研究によると、コーヒーを1日3、4杯飲む人は、ほとんどコーヒーを飲まない人に比べると2型糖尿病を発症するリスクが男性で17%、女性で38%も低くなることを明らかにしています。

コーヒーのクロロゲン酸が糖尿病予防に効果を発揮?

なぜコーヒーが2型糖尿病の予防に効果的なのか、いまのところ明確な理由はわかっていません。しかしながら、継続的にコーヒーを飲み続けることで脂肪が燃焼され、糖尿病の原因にもなる肥満を防ぐことができる点がひとつの理由としてあげられるでしょう。

 

さらに、コーヒーには強い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種、クロロゲン酸が豊富に含まれています。クロロゲン酸にはすい臓の細胞の働きを高めて、インスリンの分泌を活性化する効果があるといわれているため糖尿病の予防に効くと考えられています。

 

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糖尿病にかかっているならコーヒーの飲み方には注意を

コーヒーグラス

コーヒーは糖尿病になるリスクを軽減しますが、糖尿病にかかっている人がコーヒーを飲む場合には注意する点がいくつかあります。

カフェインは血糖値を上昇させる

一般的に、コーヒー100mlには60mgほどのカフェインが含まれています。カフェインを摂取して交感神経が刺激されると、インスリン分泌が抑制されると同時に血糖を上げる働きを持つグルカゴンと呼ばれるホルモンの分泌が促され、血糖値が一時的に上昇します。血糖値の上昇を繰り返すと血管の内側が傷んで、糖尿病の合併症を引き起こすリスクが高まることに。ですから、糖尿病の人は1日に何杯もコーヒーを飲むのは避けたほうが良いでしょう。

飲むなら砂糖・ミルクなしで

糖尿病になったからといって、大好きなコーヒーを飲むのをやめなければいけない訳ではありません。ただし、ブラックコーヒーかデカフェ、もしくはノンカフェインのコーヒーを飲むようにしましょう。甘くてまろやかなコーヒーはおいしいかもしれませんが、砂糖とミルクが入っているコーヒーは血糖値をさらに上昇させてしまいます。

食後すぐのコーヒーは避けよう

もしも食後にコーヒーを飲むのが習慣になっているなら、その習慣を変える必要があるでしょう。食事の後は血糖値が上がりますが、さらにカフェイン入りのコーヒーを飲むことで追い打ちをかけてしまうことに。糖尿病の人がコーヒーを飲む場合、食後1、2時間してから飲むようにしたほうが良いかもしれません。一方、空腹時にコーヒーを飲むと胃が荒れる恐れがありますし、吐き気などカフェイン中毒の症状が出る可能性もあるので注意しましょう。

【糖尿病予防に】コーヒーを飲んでリラックスを

テーブルの上のカップ

糖尿病を予防したい人とすでに糖尿病にかかっている人とでは、推奨されているコーヒーの飲み方が異なるため気をつけたいですね。糖尿病になると食事に関する制限が多く、ストレスが溜まりやすくなってしまうことも。糖尿病にはストレスも大敵ですから、ぜひ香りの良いコーヒーを飲んでリラックスしてみてはいかがでしょうか。

 

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参照サイトURL:

https://dm-net.co.jp/

https://www.nestle.co.jp/

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