やってきたわね~2020年。オリンピックが東京で開催されるって決まった時は、2020年なんてかなり先のことって思っていたのに、もう今年なのよね。なんだか、どんどん時間の流れが速くなってきている気がするんだけど、年のせいかしら(爆)

 

そんな話を会社の先輩と会社近くにできたカフェでしていたら、「りかでそうなら私はどうなるのよ、今年39歳なんだけど!!!」って怒られた。でもね、その先輩どこをどうみても30代前半にしか見えないのよね。これが20代とかになっちゃうと逆に怖いけど、本当に若い、肌がキレイ、しわがない。

 

先輩が言うには、「外見がどうであれ、やっぱり体の中は39よ……」ってことなんだけど。

 

りか「体の中ね~たしかに。私も35になった瞬間どっときましたよ、先輩……」

 

先輩は、「いやだから、あんたがそうなら私はもっと……」って、あーでもないこーでもないって話していたら、ふいに先輩が珍しく恋バナを始めたの。

 

先輩「ねぇちょっと聞いてくれる? 私ね、去年の暮れに婚活始めたのよ。たださ~、そろそろ結婚したいって思った頃には、男からの需要がほぼ皆無な年齢になっちゃったみたいで(苦笑)それこそ20代、30代前半とは全く違うね。年齢だけではじかれてるっぽい」

 

りか「やはりそういうものですか。こわいですね、現実って。でも先輩なら、そうは言いつつお声かかりそうですけどね~」

 

先輩「そう、お声がかかったのよ

 

りか「やっぱり!」

 

先輩「でね、まぁお声掛けいただいたことだけでもありがたいってことで、当日ホテルのカフェラウンジで待ち合わせてお話することにしたんだけど……。あろうことか、めっちゃタイプだったの! 最近はアプリで多かれ少なかれ加工してるでしょ? だからさぁ〜全然期待してなかったんだけど、いやもうびっくり。もうテンションをどうおさえるかで必死(笑)」

 

りか「え~それすごい! で! どうなったんですか!?」

 

先輩「これはもしや運命とか年甲斐もなく思っちゃってね、その日のうちにお付き合いをさせていただくことになったの。婚活ってこういうところは楽よね。互いに結婚したいことはもうわかってるから、話がはやいはやい。それで、昨日が3回目のデートだったんだけど……うーーーーーん。彼のことはタイプなんだけどね。うーーーーーーーん」

 

りか「なにかあったんですか?」

 

先輩「いや~。基本的にはいい人だし、超タイプなんだけど……。なんかあれなのよ。話が合わないっていうか……いや、ごめんはっきり言うわ。基本的に自慢話ばかりなの、彼。でも自慢話を言うわりにはすごくおどおどしているの。わかる? この感じ。しかもなにかにつけて“どうだった?”って聞いてくる」

 

りか「いますよね~そういう人。つかぬことをお伺いしますが、キスしました?」

 

先輩「キスどころかもう全部すませたわよ」

 

りか「さすがっす。その人がそうじゃなきゃいいな~って思って聞くんですけど、そういう人って、それについても聞いてきません? “どうだった?” って」

 

先輩「……。それなのよ。聞いてくるのよ……! いいであれそうでないであれ、そこで“よくなかったよ”なんて言う女がいるとでも思ってるのかなぁ。しかも彼ね、そういうことでも「俺、うまいって言われるからな~」とか事前に自慢してたの。うまくても下手でもどっちでもいいんだけど、なんかそういう部分の方が気になっちゃって……」

 

私、思うのよね。

 

自分に自信のない人ほど自慢話をよくするし、そのくせ色々「どうだった?」って聞いてくる。

 

他にいい部分がたくさんあって、先輩が惚れこんでいるなら話は別だけど、おそらくこの男、面倒くさい男の可能性が限りなく高い。

 

プライドはエベレストのように高いけど、本当は全く自信がない。相手に傷つけられる前に、相手に「あ、この人すごいんだな」って思ってもらうための自慢話をしてしまう。

 

でもそれって、諸刃の剣よね。だって、言ってるそばから、おどおどしているのよ? 逆効果なことに気づかないのかしら。

 

そんな男を好きなったらすることは、ただ一つ。

 

彼のことを、おだてておだてて、おだてあげること。彼が求めている女性は、自分の不安を取り除いて安心感で満たしてくれる人だから。でも、それが結果的に彼のためになるかどうかは別問題。おごり高ぶって、今度は彼女を下に見始める可能性もあるからね。

 

でも先輩の場合、その心配はなさそうね。だってすでにいろんな部分で違和感を持ち始めているから。

 

超タイプだったのはもったいないけどねー。

 

でも結局、中身が合わないと続かないものだからね。顔面だけで付き合えるのって、せいぜい数時間なんじゃない? 人にもよるだろうけど。でも、ここはさすがは先輩、危機回避能力が高い。

 

そんな男と結婚にまでならなくて、本当に良かった。

先輩なら、いずれ自分と合う最高の男性に巡り合うはず。

 

こういうタイプ、案外いろんな場所に生息しているからみんなも注意してね。(ちなみに、なぜかちょっとかっこいいタイプに多い)

 

 

 

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