GW、明けちゃったわね。
9連休だった方々、生きる屍になってないかしら。大丈夫?
私は暦通りの休みだったから、どうにか大丈夫みたい。まぁまた、頑張りましょうよ。
それにしても、連休初日とかの街の活気はすごかったわね。
なんか街全体が浮足立ってる感じで。たまにはそんな日もいんだけどね。
日常と非日常が入り混じった空間て、人をいつもよりも饒舌にさせるみたいね。
連休前半の最終日ね、1人でいる日を作って私にとっては日常の「いつものカフェ」に行ってきたの。
私にとっては日常でも、他の人からしたらその日はきっと「非日常」。増してや9連休の方々にしてみたら、それはもう最高の非日常でしょう?
そりゃ、いつもよりも饒舌になってもなんらおかしくはない。
そのカフェ、コーヒーはもちろん美味しいんだけど、アルコールも置いてて昼飲みしている人も結構多いの。
その日いた女性2人組も、どうやらかなり飲んでいたようで・・・・・・。
A「あ~もう最高だねぇ9連休。明日も休み、あさっても休み!連休明けがこわいけど(笑)私は明日から彼氏と台湾行ってくるよ♪それもね、これほんとびっくりしたんだけど、旅費全部彼が出してくれたの。全然自分で出すつもりでいたんだけど・・・・・・。なんか、いつも文句も言わず美味しい料理作ったり、笑っていてくれるからって。仕事も軌道にのり始めたから、いつもはできないけど感謝として、って! そんなの全然良かったんだけど、行動ってより、あ~見ててくれたんだって、その気持ちが嬉しかったぁ。」
B「え、なにそれ超ずるい、うらやましい。めっちゃ優しくない? 彼。Aさ~、それ目当てで料理頑張ってたんじゃないの~?(笑)私の彼なんてさ、いつも割り勘だよ? やばくない? 優しくないよね~。」
A「いや・・・・・・、特にそれ狙いだったわけじゃないよ(笑)いつも頑張ってるから、なんか出来ることあるかな~って思ったらそれだっただけで。でもあれだよ? 私も優しいってすごい思ったけど、なんかお金を全部出してくれるのが嬉しいって感じじゃないよ? Bの彼氏も優しいと思うけどなぁ〜私は。」
B「そうかなぁ。何するにも割り勘でさ。前の彼氏はいつも出してくれてたから、デートの度に私もお金なくなっちゃうんだよね。そろそろ疲れてきちゃって。確かに彼、穏やかでいいんだけどね。でも今もし、他の人に [奢るから今度ごはん行こうよ!]って言われたら一回くらい行っちゃうかもなぁ~。」
A「・・・へぇ~、そうなんだ~・・・。え、そしたら、もしかしてBってさ、彼に自分が奢ったこととかないの? うち、基本は割り勘だけど、互いの給料日とか、相手が仕事でプロジェクトを無事おわった~なんて時は "お疲れ!" って気持ちで奢りあったりしてるんだけど。」
B「え、なに?Aって彼に奢ったりしてんの? うわ~可哀相。なんか優しいって思ってたけど、女にお金、払わせるんだ~。私は断じて、割り勘まではしても奢ることはしないよ!(どや顔)」
A「・・・へぇ~。・・・・・・」


私、思うのよね。
いまだに、優しさイコールお金ってはき違えてる女があまりに多い。
しかもどうして、社会人の自立しているあなたがよ?
自分の食べたり飲んだりするお金を「奢ってもらえないから優しくない」って思うのかしら。
そして「自分は断じて男に奢ることはしない!(それは私のプライドが許さない!)」みたいな言い方が出来るのかしら。
そんなプライドさっさと捨てちゃいなさいよ。
一生懸命仕事をして、生きて暮らしているのは、彼女も彼も、同じこと。
世の中には「男として当然だから」となんにも疑わずに、ごちそうしてくれる方もいる。
でもそれを女が「当然」と思うのはなんだか、おかしい。
Aみたいに、「自分がごちそうしたいなぁ〜」って時はそうすればいいし、女が奢っちゃいけないなんてことは、何もない。フラットに付き合っていった先に、たまたま彼が「感謝の気持ち」でそんなことをしてくれるってこともある。
それは、なんだかとても素敵だと思う。
でもBは、「お金をどれだけ多く自分に費やしてくれるか」だけで優しさを見ているわよね。
じゃあ、いつも奢ってくれてる男が浮気をしても、その時Bは「それでも優しい」って思えるかしら。
きっとその答えは、「NO」
でもBは、「あんなに優しくしてくれたのに」とは思うかもしれないわね。浅はかよね。
もちろんお金は、ないよりはある方がいい。
その彼と将来的に結婚するとしても、ないよりはあった方がもちろんいい。
でも。
「経済力」と「優しさ」って、比べようもないほど違うくない?
優しさとお金は、全く別物。
優しさをお金ではかったところで、相手の心の1ミリだって、分からないわよ?