今って、1年のうちで一番寒いって言われてる大寒の季節よね? ……あったかくない?(苦笑)朝と夜はさすがに冷えるけど、晴れた日なんかはコートが暑く感じるくらい。暖かいのは体的にも気持ち的にもいいんだけど、ここまで暖冬だと、さすがにちょっと違和感がある。
とかいいつつ、やっぱりあったかいと「あ~いい天気~、気持ちいい~!」ってなるんだけどね(苦笑)地元の女友達と会ったこの前の休日も、あまりに天気がよくて外のカフェテラスで過ごしたくらい。外で飲むカフェラテはもう最高に美味しくて、今思い出しても「あぁ、いい休日だった」ってほんわかするほど。毎年だと困るけど、だまになら暖冬もいいわよね♪
一緒にお茶をした子はね、去年の10月に挙式を終えたばかりの新婚ほやほや! しかも旦那さんが超いい人なの。以前夫婦の新居に友人たちとお邪魔した時、初めて旦那さんとお会いしたんだけど、帰り道はみんなで「あの旦那さん……最高じゃん!」って口ぐちに言い合って帰ったほど。
何がそんなに最高かというとね……。
・とにかく奥さんのことをよく褒める(料理が美味しい、笑顔が可愛い、結婚できて幸せすぎるなどなど)
・共働き夫婦だからということで、朝ごはんとお昼のお弁当は旦那さんが担当
・夕飯は早く帰ってきた方が担当
・休みの日だけでも奥さんにゆっくりしてほしいから、目覚ましはそっととめておく
共働きだから当たり前だよねって感覚を持つ人が増えてきたのかもしれないけど、それを実際に行動に起こしている人ってまだまだ少ないからね。だから、この旦那さんは素晴らしいよねってみんなで話していたの。そのことを当の女友達に話したら、その子の反応は喜ぶかと思ったらまさかの苦笑い。え~どういうこと~って話を聞いたら、彼女が一言こう言ったの。
女友達「期待を裏切るようで申し訳ないんだけど、彼ね、外面がいいだけなのよ(苦笑)」
りか「え~そういうこと!? じゃあこの前話していたのって全部うそ?」
女友達「いや、全部うそって程でもないんだけど。もちろんしてくれる時もあるよ? ……でも朝ごはんとお昼ごはんは僕が作っていますって言ってた時は思わず「まじか」ってなったね。だって私たちの朝ごはんって、基本ウィダーインゼリーよ?(笑)お昼ご飯は基本各自って感じだし。ウィダーインゼリーどうやって作るんかーいって心の中で突っ込んじゃってたよ、私」
りか「まじか。まぁでもほら、奥さんのことあれだけ褒める旦那さんって少ないし、あれはかなり素敵じゃない?」
女友達「あんなに褒めるのなんて、私の女友達が来たときだけよ? うちの旦那頭いいからさ、奥さんの友達にどう行動すれば自分の株があがるかわかってるのよ。2人の時なんて、”今日の野菜炒め、味しなくない?”とか普通に言うし(苦笑)でもまぁ全部たいしたことないんだけどね。ただあいつは、外面がほんとにもんのすごーくいいの。それだけは今後覚えておいて(笑)」
りか「え、そしたらさ~、目覚まし時計の話はなにが真実なの? 当たんなきゃいいなって思ってる答えが浮かんできてるけど……」
女友達「それ、たぶんあたってるよ。あれは、ただ自分が寝ていたいだけ! だって私は普通にいつも7時に起きてるもん」
りか「やっぱり(苦笑)」
私、思うのよね。
外面がいいのは決して悪い事ではない。外面が悪いよりいいほうがよっぽどいいからね。だけど、本人がいう”自分の株があがるようなこと”みたいな言葉自体を全てを鵜呑みにするのはやっぱり危険。
実際のところ、本人が自分のことを褒めるんじゃなくて、相手の方から褒められて、初めて「本物」だと思うのよね。
でも、奥さんの方が「はいはい♪」って見過ごしている夫婦の姿も意外となかなかいいものだったわね。
特に、彼女が最後に言った一言が素敵だった。
女友達「だってね、彼の気持ちはなんとなくわかるのよ。なんでかっていうと、私も外面がいいから(笑)私も旦那のお友達が来た時なんか、”いい妻してますアピール”知らずにやっちゃってるもんね~。要はみんな、人からよく見られたいのよ(苦笑)彼の場合は少し過激だけど、ま! それもご愛嬌だね」
ですって。ま、たしかに。
笑って流せる彼女と結婚できてよかったわね、旦那さん。
そう思ってからふと思った。彼が言った「彼女と結婚出来て本当によかった」って言葉だけは、きっと心からの声だったかもしれないわね♡



