カフェでコーヒーを頼む際、皆さんは何を注文しますか?カフェラテをはじめとしたエスプレッソドリンクは、カフェの定番メニューとして認知されつつあります。また、コーヒーの風味をストレートに楽しめると再注目を集めるドリップコーヒーも大定番ですよね。

 

しかし、コーヒー初心者の中にはエスプレッソとドリップコーヒーの違いを知らない方も大勢いるのではないでしょうか?今回はそんな人の為に、エスプレッソとドリップコーヒー、それぞれの種類や抽出方法についてわかりやすくお教えします。

 

【コーヒーマシンを徹底比較】おうちで美味しいコーヒーを飲むなら↓↓

おすすめのコーヒーメーカー
全自動コーヒーメーカーのおすすめランキング10選【コーヒーのプロが選び方を教えます】
2021.11.4
自宅にいる時間が増えれば増えるほど、「家でコーヒーを淹れて飲む機会が増えた」という方も多いのではないでしょうか。また、それに伴い「もう少しおうちで美味しいコーヒーが飲めたらいいな」と考えている方もまた、いるかと思います。 そこでおすすめしたいのが、今回紹介する「全自動コーヒーメーカー」です。 た...…

ドリップコーヒーの特徴と抽出方法

ドリップ(drip)とは、「しずく、したたり」といった意味があります。ドリップコーヒーは、コーヒーを砕いた粉を紙や金属メッシュのフィルターの上に乗せ、上からお湯を注いで濾(こ)すことによって抽出する方法の事を言います。

 

日本では古くから楽しまれてきた抽出方法で、あとからアメリカ経由で浸透したエスプレッソよりも馴染み深いと言えるでしょう。

ドリップコーヒーの種類について

ドリップコーヒーを抽出する際に使用するフィルターには、主に紙製(ペーパーフィルター)と金属製、布(ネル)製があります。ペーパーフィルターは透過率が低いため、豆の微粉がコーヒーに入り難く、透き通ってスッキリした口当たりのコーヒーを淹れることができます。

 

一方金属ドリッパーは、コーヒーの油分をペーパードリップのように吸着せず、抽出液に溶かすことができ、これによって豆本来の風味を引き出すことができると言われています。

 

また、日本の喫茶店文化にとって欠かせない存在のネルドリップは、ネル(フランネル、ネルシャツの生地)によって作られたフィルター。枠(わく)となるドリッパーを使用しないため、豆が全方向に膨らむことができることから美味しいコーヒーが入れられると考えられています。

 

ドリッパーを使用するよりもお湯の透過スピードが遅いこと、ペーパーフィルターよりも微粉が混ざりやすいことから、まろやかな味になりやすいと言われています。

 

関連記事:おうちカフェをもっと楽しく!ペーパードリップのおいしい淹れ方

関連記事:【コーヒー生活を始めよう】お家でハンドドリップするための3つのアイテム

関連記事:コーヒーをドリップする時の量ってなにが正解なの?

エスプレッソの特徴と抽出方法

圧力のかかっていないお湯をコーヒー粉に落とすことによって抽出を行うドリップコーヒーに対し、エスプレッソは、高圧のお湯をドリップコーヒーよりも細かく粉砕したコーヒー粉に透過することで抽出を行います。

 

発祥はイタリア。1800年代にイギリス製品であるコーヒーの輸入がストップしたことにより、フランス領の国々ではコーヒーが不足しました。そこでイタリアのあるカフェが、苦肉の策として量を減らして抽出したのがエスプレッソのはじまりとされています。

 

濃厚な味わいで量の少ないエスプレッソは、イタリアから様々な国に伝播したことで多岐にわたるアレンジドリンクが生まれました。日本でも人気の「カフェラテ」は、スチームした牛乳をエスプレッソに混ぜて飲みやすくしたもので、アメリカやオーストラリア、北欧で非常に人気がある代表的なエスプレッソドリンクです。

エスプレッソ抽出の種類とは?

通常、エスプレッソとはエスプレッソマシンで抽出した少量かつ濃厚なコーヒーの事を指します。高圧をかけ、新鮮な豆を使用して抽出したエスプレッソは、「クレマ」と呼ばれるクリーム状の泡が表面を覆うのが特徴です。

 

コーヒー豆をバリスタが自らセットする、半自動と呼ばれるエスプレッソマシンを使用する場合、豆の量やメッシュ、タンピング(フィルターに豆を詰めて押し固める作業)の強弱、抽出時間や湯温によって繊細に味の調整がなされるため、使用するマシンや器具、バリスタによって風味に個性が出ることも少なくありません。

 

また、エスプレッソマシンで抽出するほかに、直火式のエスプレッソマシン「マキネッタ(モカ)」で抽出するという方法があります。最下部のタンクに水を淹れ、直火で熱することによって蒸気がコーヒーを詰めたフィルターを透過、冷やされた蒸気が抽出液となり上部タンクに溜まるという構造。

 

イタリアでは家庭用のエスプレッソメーカーとして一般的に使用されており、一家に一台は古くから受け継いだマキネッタがあるそう。

 

エスプレッソを淹れてみたいけど、マシンを買うのはちょっと...という方は自宅のガスコンロで使用できるマキネッタは最適です。

 

関連記事:【イタリアンの夫が愛用】直火式エスプレッソマシンが便利でおしゃれ!

関連記事:【豆知識】知ってたら自慢できる?! エスプレッソ用コーヒー豆の特徴

まとめ:濃厚さと量の違い

いかがでしたでしょうか。

 

カフェなどで注文する際は、ドリップコーヒーはいつものコーヒー、エスプレッソは濃厚で量が少ないもの。という考え方で問題ないでしょう。

 

両者の違いが理解できれば、あなたの新しいコーヒーの楽しみ方が見つかるかもしれません。

 

エスプレッソマシーンが今なら無料でレンタルできる↓↓

関連記事:【無料レンタル】ネスカフェのネスプレッソってどんなコーヒーマシーン?おすすめのポイントと口コミ・評判を調査しました!

関連キーワード
  • ニュージーランドの老舗コーヒーロースター『Coffee Supreme(コーヒー スプリーム)』
  • coffee
    アウトドアでコーヒーを楽しむための3つのコツ
  • 【コーヒーと僧侶の意外な歴史】コーヒーの深い歴史を掘り起こせるか(1)
  • 意外と当たるかも?トルコ発祥のコーヒー占いとは
  • いまさら聞けないコーヒーの基礎知識!気になるポイント7選

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう