たまに仕事で出張に行くことがあるんだけど、この前の出張先が神戸だったのよね。神戸といえば美味しいパンやカフェが盛りだくさんなわけ♡

 

それでね、前から気になっていたお店にようやく行ってきたの! 出張自体は疲れるけど、全国の素敵なお店に仕事の合間で行けるのだけは魅力なのよねー。

 

というわけで、数年越しの想いが実って、いざ入店。評判通りのお店の素敵な雰囲気、料理の美味しさ! そしてコーヒーの種類の多さ!! 最高の気分で出張の疲れを一人で癒していたらね、20代後半~30代前半くらいの女子2人組(常連さんっぽい)が入店してきたの。

 

そこまで広くない店内だから、会話が自然と聞こえてきちゃうのよね。「どうよ? どうよ? 新婚生活~♡」なんて声が聞こえてきたから、どうやら2人のうち1人は新婚さんみたいね。何気なく聞こえてくる2人の会話を聞いていたんだけど、その会話がなかなか興味深くて思わず聞き入ってしまったの……。

 

新婚さん「新婚生活な~。どうもこうもないわ~」

 

友人「どーしたん?! まさかもうマンネリ!?」

 

新婚さん「いや、マンネリとかちゃうんやけど……。私な~結婚ってもっと色鮮やかなもんやと思っていたんやけどな~。なんか、どっちかというと結婚前の方が色鮮やかに生きていた気がするん、私……」

 

友人「え、なんかアーティスティックすぎる表現でよくわからへん(笑)具体的に言ったらどういうこと?」

 

新婚さん「あ、ごめん。美術館帰りに影響されたわ。いやあんな、私、結婚したら、部屋には毎日お花を飾って、主人と一緒にゆったりと朝ごはんを食べて、週末にはバゲット持って公園でゆったりと季節を楽しむ~♡ みたいな日々が待っとるって思ってたん。子供ができるまでは共働きだから、平日は、そんな余裕ないやろけど、ちょっとした時間が愛に包まれてる~みたいな……」

 

友人「あぁ~。まぁええんやない? そういう感じもありやな~」

 

新婚さん「せやろ~? でもさぁ実際結婚したら、もう生活感ありまくり!!!!! 主人が彼氏の時は見えなかっただらしなさとか面倒くさがり屋さん具合が顕著に見えてきて、愛どころかイライラが募る! みたいな感じやわ……。もちろん花なんて買う気持ちの余裕もなければ、週末ピクニックなんて妄想でしかまだ行ってへんわ」

 

友人「いやそんなもんよ~?(どうやらこの友人は既婚者な模様)一緒にいる時間が増えた分、そりゃあ、嫌な部分が見える機会も増えるのはしょうがないんちゃう。せやけどその逆で、たまにいい部分を発見することだってあるで? てか、それは気を付けて見つけようとしやんと嫌な部分だけ見えるようになっちゃうよな~(苦笑)でも意外やな。○○(新婚さんのこと)って結婚に夢見ちゃってた感じか!」

 

新婚さん「う……。実は私も、自分で意外やったの。結婚したら、生活がいい意味でガラッと一変するって思っとったわ。結婚って、どっかでゴールって思ってたみたい。あちゃ~イタイやん、私!」

 

友人「まぁ、まぁ。私は昔過ぎて、ちょっと忘れちゃったけど、結婚って「結婚式」ってイメージいまだにあるもんね。世の中がそんな感じに作り上げてる感も否めやんしな。せやけど結婚はさぁ、○○の言うとおりゴールでもなんでもないからな。これからは今あるこの生活をまずは受け入れることやって(苦笑)そしたら案外、いい日々やってことに○○も気づくと思うで」

 

新婚さん「くーーー。未だに夢見とるわ私……。現実を受け入れやんと、ね」

 

友人「ま、せいぜい頑張ってや」

 

私、思うのよね。

 

2人の言うとおり、結婚=ゴールなんてわけがない。結婚って、生活の延長線上にあるものだからね。というより生活そのもの。そりゃぁ、生活感があって当たり前なのよ。

 

だからゴールどころか、彼女は、これからご主人と2人で過ごす「普通の生活」を整えていくためのスタート地点に立ったばかりというわけ。

 

あえていうなら、そのゴールは「独身生活のゴール」というだけ。新婚の彼女が言った「理想の色鮮やかな生活」は、どちらかというとまだ独身時代の鮮やかさを持ち合わせているように感じるのよね。

 

独身時代の色鮮やかさと、結婚してからの色鮮やかさは、きっと全然違うタイプの色合い。彼女はいつか、結婚生活の素敵な色を見つけられることができるかしら。

 

まぁ。隣りで聞いてくれているお友達がいれば、なんとなく大丈夫そうだけどね。

 

関西独特のテンポのいい会話と、昼下がりの太陽が差し込む店内はなかなか居心地よかった。また神戸に来た時は、このお店に行ってみようかしら。もしかしたら、その時もこの2人の新たな会話が聞けるかもしれないし、ね。

 

 

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